転職先を考える上で検討すべき4つのポイント

求人を探し始める前に自分と向き合う事が大切です。
「自分はなぜ新しい仕事に就きたいのか?」「どのような条件で働きたいのか?」など自問自答し、しっかり考えてえておくことが必要です。少なくとも以下の4つのポイントは明確にしておくと求人探しがスムーズに行えますよ。

どのような働き方がよいのか振り返ってみる

働き方を大きく分けると「常勤」と「非常勤」があります。常勤のみで働く、常勤で働きつつ非常勤の勤務を掛け持ちする、非常勤として必要な時のみ働くなどの方法が考えられます。常勤の場合は一つの職場で仕事に集中できます。また、非常勤の仕事を追加することて収入が増えるなどのメリットがあります。非常勤は家庭の事情などで常勤が難しい方が効率的に働けます。どのような働き方がよいのかはライフスタイルに合わせて検討すると良いでしょう。

どの診療科や専門で働くか?

これまでの経験やスキルを活かせる分野で働くとより活躍の幅が広がります。もしくは、転職を機に新しい診療科に挑戦するのもいいですね。平成24年度の調査によると特に麻酔科・救急科・小児科などは深刻な医師不足が叫ばれておりニーズが高い分野です。新しい専門分野に転向する際、場合によっては転職前にその分野の勉強をしたり専門医や認定医の資格取得をしておくと仕事が見つかりやすいですよ。

どこで働くか?

どのエリアで働くのかによって求人の数も大きく違ってきます。家族がいる場合はお子さんの学校のことなど懸念事項も増えるでしょう。都会で最先端の医療設備が整っている環境を望むのか、地元へのUターンを考えているのかなど、それぞれの事情を考慮して判断しましょう。傾向としては、地方の過疎地域における医者のニーズは高いのが現状です。また、病院で働く場合でも大学病院・一般病院・療養型・ケアミックス型・診療所など規模や種類がさまざま。その他に企業や老健施設など活躍場所は多岐に渡ります。それぞれのキャリアプランに合わせて選ぶことが大切です。

年収や休みなどの希望条件は?

「年収は今よりアップしたい!」「週○日はお休みが欲しい」などの希望を考えておきましょう。また、福利厚生や休暇制度などの待遇も勤務先によってかなり異なります。これは譲れないという希望条件があれば書き出しておくとよいですね。これから結婚や出産を考えている女性医師にとっては勤務先に院内保育所があるのかなども気になるところではないでしょうか。条件には必ず優先順位をつけておくことをおススメします。
これらをじっくり考えておく事で、後悔しない仕事探しができますね。希望の条件がわかったら、それを元に求人を探しましょう。

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